AOBA's Information Processing Education
1998/11/07
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「平成6年秋期 第2種 午前」 問11 16進数DDと1Fの減算”DD−1F”の結果として、正しいものはどれか。
ア AF イ BE ウ CE エ EC オ FC
問12 10の整数乗倍を表す接頭語の記号G(ギガ),k(キロ),M(メガ),T(テラ)の四つについて、その大小関係を正しく表しているものはどれか。
ア G<k<M<T イ k<G<T<M ウ k<M<G<T
エ M<G<k<T オ M<T<G<k問13 ANSI(American National Standards Institute:アメリカ規格協会)が定めた情報交換用の符号で、もとは7ビットであるが、先頭に0又はパリティのビットを付加して8ビットとして使われることの多い符号の名称はどれか。
ア ASCII イ BCDコード ウ EBCDIC
エ ISO 646 オ JIS X0208問14 パック10進数の性質に関する記述のうち、正しいものはどれか。
ア 10進数の1けたを、情報交換用符号の1バイトで表現する。
イ 10進数の各けたに4ビットを割り当て、2けたを1バイトで表現する。
ウ 下位2けたを指数とみなすことで、浮動小数点数を表現する。
エ 仮数部と指数部を分け、仮数部は固定小数点数で表現する。
オ 小数点の位置を、ある特殊文字によって明示的に表現する。問15 コンピュータの記憶装置に関して、アクセスの速い順に並べたものはどれか。
ア 主記憶,磁気ディスク,半導体ディスク,磁気テープ
イ 主記憶,半導体ディスク,磁気ディスク,磁気テープ
ウ 半導体ディスク,磁気ディスク,磁気テープ,主記憶
エ 半導体ディスク,磁気ディスク,主記憶,磁気テープ
オ 半導体ディスク,主記憶,磁気ディスク,磁気テープ問16 仮想記憶に関する記述のうち、正しいものはどれか。
ア 仮想記憶空間は、主記憶から補助記憶へ連続したアドレスが割り付けられる。
イ 個々のプログラムに対しては、主記憶の容量を越えない範囲で仮想空間が与えられる。
ウ 主記憶に置かれていないプログラムは、キャッシュメモリ上で実行される。
エ ページング方式は、仮想記憶を実現する一方法である。
オ マルチタスクの実現には、仮想記憶が必要である。問17 補助記憶装置の特徴を記す次の表の[1]〜[4]に入れるべき○,×の適切な組み合わせはどれか。ここで、○は該当すること、×は該当しないこと、○×は該当するものとしないものの両方があることを示す。
半導体素子 媒体の着脱可能 データ書き換え可 半導体ディスク装置 ○ [2] ○ フロッピーディスク装置 × ○ ○ 磁気ディスク装置 × ○× ○ 光磁気ディスク装置 × ○ [4] 磁気テープ装置 × ○ ○ ICカード装置 [1] ○ ○× CD−ROM装置 × [3] ×
[1] [2] [3] [4] ア × × × ○ イ × ○ × ○ ウ ○ × × × エ ○ × ○ ○ オ ○ ○ ○ × 問18 フロッピーディスク装置において、データの読取り及び書込みの最小単位であり、そのために個々にアドレスが与えられているものはどれか。
ア シリンダ イ セクタ ウ トラック エ バイト オ ワード
問19 ソフトウェアなどの供給によく用いられる記録媒体であって、次の表の特徴を有するものはどれか。
項 目 特 徴 形状 円盤 大きさ 直径 120.0±0.3o 厚さ 1.2(+0.3,−0.1)o 最大記憶容量 約600MB 情報再生 光学式 その他 一般の利用は再生専用形式 ア コンパクトディスク(CD−ROM) イ ハードディスク(HD)
ウ 光磁気ディスク(MO) エ フロッピーディスク(FD)
オ ミニディスク(MD)問20 次の入力装置のうち、位置情報の入力を目的とするものはどれか。
ア OCR イ イメージスキャナ ウ キーボード
エ タッチパネル オ バーコード読取り装置
解説 問11について
通常の10進数の減算と同じように計算すればよいでしょう。
![]()
1桁目
D(13)からF(15)を減算できないので、上位けたから1を借りる。16進数の場合は借りた1は16に相当するので、10進数で計算すると16+13−15=14となり、これはE。
2桁目
1桁目に1を貸したので(16進数のまま計算して)、D−1−1=Bとなる。補足
もちろん、DDと1Fを2進数や10進数に変換した後に減算して、この結果を16進数に再変換してもいいです。DD−1F=(11011101)2-(00011111)2=(10111110)2=BE
DD−1F=(221)10−(31)10=(190)10=BE問12について
大きいものから順に、
T(テラ)は1012
G(ギガ)は109
M(メガ)は106
k(キロ)は103
です。補足
m(ミリ)は10-3
μ(マイクロ)は10-6
n(ナノ)は10-9
p(ピコ)は10-12問13について
問題の文章は、ASCIIコードに関する記述です(キーワードはANSI)。その他の解答群については、キーワードのみ列挙。
BCDコード:2進化10進符号(0〜9を4ビットの2進数0000〜1001と定める)
EBCDIC:IBMが定める,汎用コンピュータで使用
ISO 646:国際標準化機構(ISO)が定める。
JIS X0208:全角文字を含めたコード,全角文字と半角文字の境界に制御文字あり。問14について
パック10進数に対する用語として、アンパック(ゾーン)10進数というのがあります。アンパック10進数は10進数の1桁に1バイトを割り当てるもので、例えば10進数の+123を次のように3バイトで表します。
![]()
各桁の上位4ビットをゾーン部(主にFが付与される)、下位4ビットをBCDコードで構成します。
対してパック10進数にはゾーン部がなく、BCDコード(と符号4ビット)だけで構成する方法であり、10進数の+123は次のように2バイトで表せます。
![]()
つまり、10進数の2桁を1バイトに詰めて(パックして)に割り当てますので、正解はイです。
問15について
普通コンピュータは、コストパフォーマンスの向上を図るため、高速で小容量の記憶媒体と低速で大容量の記憶媒体を組み合わせて構成します。これを記憶の階層化と呼びます。
コンピュータに一般に用いられる記憶装置や媒体を、アクセス速度の速いものから順に並べると、
レジスタ,キャッシュメモリ,主記憶,半導体ディスク,磁気ディスク(ハードディスク),光ディスク(CDやMO),フロッピーディスク,磁気テープとなります。
とういことで正解はイです。問16について
仮想記憶(管理)とは、実記憶(実際の主記憶領域)よりも大きな空間を作り出すために、オペレーティングシステムが行う記憶管理の一つです。
仮想記憶(管理)にはページング方式,セグメント方式,これらを組み合わせたセグメンテーションページング方式があります。これらはいずれも、実記憶に空き領域がない場合、実記憶上の不要な部分を補助記憶装置に追い出し、代わりに必要な部分を補助記憶装置から実記憶に取り込む方式です。問17について
特に解説は不要でしょう。解答の通りに覚えてください。
なお、光磁気ディスク装置とは、MO装置のことです。補足
半導体ディスク装置は、主記憶装置と磁気ディスク装置などの補助記憶装置との間の速度差を埋めるために、一時的な記憶装置として用いられますが、これをディスクキャッシュ装置といいます。
同じように、CPUと主記憶装置との間の速度差を埋めるための一時的な記憶装置は、キャッシュメモリです。
このように、両者の速度差を埋めるために存在する一時的な記憶装置を総称して、緩衝記憶装置(バッファ記憶装置)といいます。問18について
フロッピーディスク装置は、シリンダ番号(表面か裏面か),トラック番号(片面で80トラックなど),セクタ番号(1トラック当たり18など)によってアドレスが指定されます。
データ読み取り及び書込みの最小単位はセクタで、1トラック(1つの円周)を等分に分割した時の、分割した個々を指す単位です。問19について
再生専用であることを考えると、CD−ROMしかありえません。
なお、MDはソニーが開発した光ディスクで、CD−ROMやMOよりも小さな記憶媒体です。MDには再生専用型のものと、書込み可能なものがあります。問20について
OCR:手書き文字をそのまま入力する装置。
イメージスキャナ:写真などの画像を入力する装置(パソコンではおなじみの周辺機器)。
キーボード:解説不要
タッチパネル:指で触れた位置を入力する装置。銀行のキャッシュディスペンサーで用いられる。
バーコード読取り装置:コンビニにあるPOS端末で用いられる。位置情報を入力する装置とは1点を入力する装置のことで、タッチパネルのほかにマウスやライトペンも、位置情報を入力する装置です。
解答
問11 イ 問12 ウ 問13 ア 問14 イ 問15 イ
問16 エ 問17 エ 問18 イ 問19 ア 問20 エ