お経

私の好きなお経(仏典)です。

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吉祥経(きっしょうきょう)

 かくの如く私は聞きました。ある時、世尊・お釈迦様は、舎衛城のジェータ林の給孤独園に住んでいました。そのとき、一人の神が容色麗しく、夜にジェータ林を隈なく輝かしてお釈迦様のところに近づいてきました。礼拝して、一方に立ち、お釈迦様に偈をもって話しかけました。

 多くの神々も人間も幸せを望みつつ吉祥について考えてきました。こよなき幸せをお説き下さい。

 愚かな人に近づかず、賢い人に親しむ。尊敬供養するに値する人を尊敬する。これはこよなき幸せである。

 適当なるところに住み、先になされた功徳があり、正しい誓願を起こしている。これはこよなき幸せである。

 多くの見聞、技術、道徳を身につけて、きれいな言葉を語る。これはこよなき幸せである。

 父母を養い、妻子を愛し護る。混乱なき仕事をする。これはこよなき幸せである。

 施しと、法にかなう行い、親族を愛し護る。非難されない行いをする。これはこよなき幸せである。

 悪い行ないをつつしみ離れ、酒類を飲むことを抑制し、徳行の実践を怠けないこと。 これはこよなき幸せである。

 尊敬と謙遜と、知足と知恩。ときどき、覚れる人の教えを聞くこと。これはこよなき幸せである。

 忍耐、忠告を素直に聞く、出家者に会う。ときどき、覚れる人の教えについて話をする。これはこよなき幸せである。

 心の鍛錬、自らの心を知るという実践、神聖なる真理を見ること。悟りの世界を明らかにすること。これはこよなき幸せである。

 俗世間に触れても心が動揺せず、憂いなく、汚れなく、安らかである。これはこよなき幸せである。

 このようになして、いかなることにも敗北することなく、いかなるところでも幸福が得られる。これは、神々、人間にとってこよなき幸せである。

(仏典の引用は,パーリ教典(@ナマステ・ブッダ)。一部今風に修正しました。)

このお経との出会い

 24才から25才にかけて,仏教関係の書籍を何冊か読み,その中で,このお経を読んだと思います。私の記憶では,「一人の神」は,帝釈天です。

 吉祥(きっしょう)は,「よい兆し」と辞書には出ています。これを「こよなき幸せ」と私は,読んだ記憶があり,それを採用しました。

 これだけ複数の事柄をあげておいて,「最高の幸福」と言い切るところにびっくりしました。

玉耶経(ぎょくやきょう)

 美貌をほこり,高慢な玉耶(ぎょくや)に対して,五善三悪,七種の婦(母婦,妹婦,師婦,友婦,婢婦,怨婦,賊婦)を説きます。

 お経の中で美人と称された玉耶の絵,像をご存知の方があればお知らせ下さい。

 いずれ,公開します。

このお経との出会い

 20代のいつか忘れましたが,街のバス停で拾いました。賊婦など,たとえの仕方がおもしろいというか,よく観察しているなと驚きました。

 (一部)

 七に賊婦とは始終忘れず終夜眠らず,常に毒心をいだきて夫を伺い,つらつら思へらく,いかなる手段をもってか夫と離別せん,毒薬を与えて殺さんか,事おそらく発覚せん。如何なる手段をもってか夫の財産を奪はん。人の手を借りてもって夫を殺さんに如かじと,ついに間夫をして隙を伺ひて殺さしめ,夫死したればその財産を奪ひて他に改め嫁す,これを賊婦という。

という感じです。

 読みたい方は,メールで問い合わせてください。

 


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