ここの内容に関しての質問を歓迎します。斎藤末広まで。当ページの内容をご利用した方は,末広ページご利用の案内を参照して下さい。
次の条件でデータ伝送を行うとき、1秒間に伝送できる最大の文字数は幾らか。
条件
|
通信回線の速度 |
1,200ビット/秒 |
|
同期方式 |
非同期方式(調歩式) |
|
スタート信号 |
1ビット長 |
|
ストップ信号 |
1ビット長 |
|
パリティビット |
1ビット(偶数パリティ) |
|
文字符号の単位 |
7単位符号 |
ア 120
イ 133
ウ 150
エ 171
調歩式は、1文字づつ転送をする方法である。
スタートビット+文字+パリティビット+ストップビット の構成です。
ここで、
スタートビット 1
文字 7
パリティビット 1
ストップビット 1
よって、1文字あたり、10ビットで転送されます。一秒間に1200ビット/秒転送できるので、
1200 / 10 = 120
解答は ア の 120
それにしても非同期方式(調歩式)で、1200ビット/秒を問題に出しても恥ずかしくない環境があるのでしょうね。パソコン通信、自宅よりインターネット接続で使用される非同期式のモデムは、22800ビット/秒の普及期は終了して、38400ビット/秒、56000ビット/秒の発売されている。
データ通信における送信権制御の方式で、制御局が一つ以上の従属局に対して、送信すべきデータの有無と受信可能状態を問い合わせる方式はどれか。
ア TDMA
イ コンテンション
ウ トークンパッシング
エ ポーリング/セレクティング
ア TDMA 制御局で従属局のへの送受信を時分割で処理する方法。ディジタルPBXを制御局にしたスター型LANで使用されています。
イ コンテンション 2点間の通信で使用されています。送信権を先にとった方が送信開始できます。ベーシック手順がこの方式です。
ウ トークンパッシング リング型LANで使用されるプロトコルです。
エ ポーリング/セレティング 制御局から従属局に送信データがあるかどうかを訪ねる(ポーリング)と、従属局がデータ受信が可能かを確認するセレティングがあります。どちらにしても制御局が送受信を管理しています。
HDLC 手順に関する記述のうち,正しいのはどれか。
ア OSI 基本参照モデルのネットワーク層のプロトコルとして用いられる。
イ 伝送誤りの少ないデータ伝送の手段として,WAN と LAN で用いられている。
ウ パリティチェック又は BCC による誤り検出を用いて再送訂正をする。
エ 文字符号だけでなく,任意のビットパターンも伝送可能である。
HTDLは、データ伝送するときに、任意のビットパターンが転送できます。基本手順や調歩式の場合は、制御に関係する文字が定義されており、任意のビットパターンで誤動作する可能性があります。
ア ネットワーク層のプロトコルで有名なのはX.25のパケット通信がある。HDLCは第2層のリンク層のプロトコルである。?
イ これはたぶん、フレームリレーのことであろう。
ウ パソコン通信などで使用されているX-MODEMなどの手順のことか??
テキストデータ伝送とバイナリデータ伝送に関する記述のうち、正しいものは
どれか。
ア テキストデータ伝送ではデータ 7 ビット+パリティ 1 ビットの文字符号を使用し、バイナリデータ伝送ではデータ 8 ビットの文字符号を使用する。
イ テキストデータ伝送では無手順を使用し、バイナリデータ伝送ではベーック制御手順を使用する。
ウ テキストデータ伝送用の手順を使用してバイナリデータを送るときは、伝送制御符号パターンを避けるために、対象データを見かけ上テキストデータに変換する。
エ バイナリデータ伝送では、HDLC 手順以外の伝送制御手順を使用することはできない。
テキストデータとバイナリデータの違いは、頻出問題です。
テキストデータとは、いわゆる文字で構成されいるデータのことです。バイナリデータとは中味をなんであるかをとわないデータです。だからバイナリデータのときは、そのデータの中に、転送する際の誤動作の原因となる通信制御文字が含まれるときがあります。漢字データを転送する場合は、テキストデータとして転送するより、バイナリデータとして転送する方が一般的です。
ア テキストデータでも8ビットの文字符号を使用するときもあります。バイナリーデータだから8ビットということはありません。
イ ベーシック手順もテキストデータの通信手順です。。
ウ そのとおりです。変換する方法で有名なのに、パソコン通信上ではISHファイル、インターネット上では、???があります。
エ 他の伝送制御手順でも送ることはできる。
次の二つは OSI 基本参照モデルのある層の機能を説明したものである。A,B はそれぞれ何層を説明したものか。
A 符号化、暗号化、データ圧縮などのデータ表現形式の変換
B コネクションの多重化機能、データの紛失や二重送信などの異常回復、サービス品質の監視
|
|
A |
B |
|
ア |
セション層 |
ネットワーク層 |
|
イ |
トランスポート層 |
プレゼンテーション層 |
|
ウ |
ネットワーク層 |
セション層 |
|
エ |
プレゼンテーション層 |
トランスポート層 |
OSI の問題は、頻出である。しかし、時代 OSI よりインターネットであるので、プロトコル関係はインターネット関係を中心に勉強した方がいいであろう。
|
|
OSI参照モデル |
|
UNIX系の分類 |
Win95でネットワーク設定用語 |
|
7 |
アプリケーション層 |
応用 |
アプリケーション層 |
クライアント・サービス |
|
6 |
プレゼンテーション層 |
提供 |
||
|
5 |
セッション層 |
会話 |
||
|
4 |
トランスポート層 |
転送 |
トランスポート層 |
プロトコル |
|
3 |
ネットワーク層 |
網 |
インターネットワーク層 |
|
|
2 |
データリンク層 |
接続 |
||
|
1 |
フィジカル層 |
物理 |
ネットワーク・インターフェース層 |
アダブタ |
私の覚え方、
「ア プレゼントだ セッションだからトラ ネーで ぶつ よ」 と授業中いっている。
普及している覚え方は,「アップセットね,デーブ」である。
2種はこの順とついでに,第3層はネットワーク層で、電話線を使って相手を選ぶプロトコルであることを覚えておくといっている。
1種では、さらに,このプロトコルの名称を日本語でも言えるようにしておくとしている。この問題のように詳細に理解しておくのはネットワークスペシャリストレベルとしている。
日本語でいうと、上から、順に 応用、提供、会話、転送、網、接続、物理。下からいうと、物理的に接続し網を構成し、相手に転送の送受信をして、会話を成立させ、情報を提供する。それを情報交換を応用して各種サービスを行う。
なお,符号化は,符号化したものをやり取りしている会話(セッション層)より上の層であり,さらに,具体的なサービスをする応用(アプリケーション層)の下である。よって,提供(プレゼンテーション層)である。
コネクションの多重化は,これができていないと,会話(セッション層)が成立しないし,当然,ネットワークを前提とした接続が済んでいるはずであるので,網(ネットワーク層)の上位である。よって,トランスポート層である。
この問題では1種としては詳細に聞いてきている。次ぎここまで聞いてこないであろう。理由は、上記のとおり、インターネットを中心にネットワークが構成されているからである。ただし,ネットワークスペシャリストでは別で,プロトコルをこのようなレベルで分解できる能力は必要とされ,この問題を解ける必要がある。ありとあらゆる通信の事象がどのプロトコルの層に入るのか,即座に答える必要がある。ネットワークスペシャリストには,いい問題である。
複数の LAN を接続するための装置で、データリンク層以下のプロトコルに基づいてデータの受け渡しをする装置はどれか。
ア ゲートウェイ
イ ブリッジ
ウ リピータ
エ ルータ
LAN 間接続装置の名称と機能を問題は、頻出問題である。授業では、教えているごろ合わせ次の通り。古代ローマを想像して、ブルータスが凱旋し帰ってくるとき、伝令が階段の下から次の言葉を叫びながら、息を切らせて、走ってくる。「繰り返せ、ブルータス、門より入る」。第1層接続のリピータ、第2層のブリッジ、第3層のルータ。第4層以上のゲートウエイである。
ア ゲートウエアは、第 4 層以上のプロトコルの変換をする。SNA ネットワーク(IBM の固有のネットワークプロトコル)とインターネットなどを接続する装置。
イ ブリッジは、第 2 層で LAN 相互接続をする。現在では、スィチングハブが、ブリッジである。
ウ リピータは、第1層でLANの信号低下を防ぎ、ケーブル長をのばすときに使用する。この装置で遅延が発生するため、設置できるリピータ数(具体的に数値を入れる???)に制限がでる。
10BASE-5と10BASE-2を接続するメディアコンバータ、10BASE-Tで使用するハブが、リピータ機能を内蔵している。と、205教室と203教室を接続しているメディアコンバータがこれにあたる。
エ ルータは、第3層でLANをネットに接続する。なお、ブリッジとルータがいっしょうになった装置は、ブルータという。
通信サービスのうち、次の特徴をすべてもつものはどれか。
・音声伝送機能がない。
・異速度端末間の通信機能がある。
・通信相手を選択する機能がある。
ア DDXパケット交換
イ INSネット64( ISDN )
ウ 専用線
エ 電話交換網
異速度端末接続と言えば、パケットである。パケットとは、通信した情報をパケットという単位に分割してそれぞれに相手先のアドレスと順序をもっている。順序通りに先方につくとは限らないのと、ネットの中で一度蓄積されるので、音声には向かない。(不可能というわけでないが)インターネットでは、パケット通信を使用しての音声伝送サービスが可能になっている。
|
|
音声伝送 |
異速度接続 |
相手選択 |
|
DDXパケット |
× |
○ |
○ |
|
INSネット64 |
○ |
パケットで契約すれば○ |
○ |
|
専用線 |
○ |
× |
× |
|
電話交換網 |
○ |
× |
○ |
なお、DDXパケットは、通常DDX-Pと表記されている。同様の機能を、INS( ISDN )でパケット契約することで実現可能であるので、新規のDDX-P契約はない。現在はINSのパケットに統合されつつある。この問題はすこし古いのでは?というのが私の感想
ISDN に関する記述のうち、正しいものはどれか。
ア ISDN 基本サービスでは、64k ビット/秒の B チャネル二つを同時に使用できる。
イ ISDN のユーザ・網インタフェースにおけるディジタル伝送には、同期式と非同期式の二通りがある。
ウ アナログ電話機を ISDN に接続するには、アナログとディジタルの変換をするモデムが必要である。
エ アナログ電話網とディジタルの ISDN は相互接続ができない。
ア ISDN の基本サービスは NTT では、INS64 で提供されているものである。B チャンネル2つとD チャネルが1つある。D チャネル1つと B チャネル2つを同時使用できる。
イ ISDN のデジタル伝送サービスは、同期式と非同期式?? こんなような名前が付いていたが、バルク伝送とかいっていたような?????
ウ アナログ電話機を ISDN に接続するには、モデムでなく、DSUとTAが必要。モデムはアナログ回線にディジタル信号を出したり、受けるときに必要となる装置である。最近のDSUは、TAを内蔵しているのが標準である。
エ アナログ電話網と ISDN とは相互接続できる。こちらがアナログ電話で、相手の電話が ISDN であれば、声がきれいに聞こえる。ネズミ色の公衆電話は ISDN であり、一般の電話にかけることができる。また、PHS も途中は ISDN 網に接続されおり、一般家庭の電話に電話がかけられる。
CSMA/CD方式とトークンパッシング方式における伝送路使用率と平均遅延
時間の関係を表すグラフとして、正しいものはどれか。
(図は省略)
CSMA/CD方式とトークンパッシング方式の比較はよく出題される。CSMA/CDは名前が表しているように衝突を前提したプロトコルである。トークンパッシングは衝突はありえない。よって、伝送路使用率が高いときもそれなりの性能がでる。よって、伝送路使用率がたかいときに、遅延がすくないのがトークンパッシングである。よって、解答はア。
トークンパッシングを利用したLANは、IBMが販売していたトークンリングである。値段が高いため、CSMA/CDを採用しているイーサネットに普及の点から負けている。イーサーネットを開発した会社は,DEC、ゼロックス、インテルである。IBMが発売しているパソコンのオプションでIBM純正のLANカードが、トークンリング用のカードとイーサネット用のカードがともに10万円位していたころ、IBMの新しいカタログで、イーサネット用のカードの方が数割の違いで値段が安くなった。それをみた瞬間私は、トークンリングの敗北を実感した。その後、イーサネットの欠点であるケーブル設置のの難しさは、10BASE-5から10BASE-2、10BASE-Tとなり、また、ハブなどスター型のメリットも取り組みますます便利、安くなっていった。私の自宅にあるLANは、8ポートハブとLANカード3枚、ケーブル、DOOMゲームが付いて、2万円であった。
そういえば、名古屋商科大学はトークリングの大規模LANが入っていた。今、メンテ、追加のコストはどうであろう。あと大規模スーパーなどのPOSレジのLANもトークンリングの方が、負荷に対して安定しているのでいいでしょう。
光ファイバケーブルの特徴として、正しいものはどれか。
ア 信号レベルが低く、電磁誘導による雑音の影響が大きい。
イ 伝送損失が大きく、同軸ケーブルよりも中継間隔が短い。
ウ 伝導帯域が広く、同軸ケーブルよりも大容量の伝送が可能である。
エ 導線のペアケーブルよりも細く、施設工事も容易である。
光ファイバーは、同軸ケーブルに比べて、雑音の影響に強く、損失も小さく、さらに、伝送量が多くとれる(伝送帯域が広い)。さらに、線も細くできる。欠点はケーブルの設置が同軸よりめんどうなことである。よって、解答は、ウである。
雑音(電磁波)に強いことから、工場内部での利用に向いている。さらに、損失が小さいことから、中継局を減らすことができるので海底などに設置するケーブルに向いている。さらに、伝送量が多くとれることから、ネットワークの基幹に使われる。
数年前のマルチメディアブームのときに、家庭には大容量に耐える情報路が必要ということで、光ファイバーを各家庭に引き込もうという流れがあった。しかし、インターネットの普及で、今の電話線でもいろいろなサービスが受けられること、さらに、今の電話線でかなりのスピードが出せるという技術開発より、家庭への光ファイバー設置は、見直しの気風である。 ISDN 化もこの観点から見直しされている。アナログハイビジョンの二の舞になりつつある。
なお、LANの世界も、値段が安いが一番雑音に弱くよくないと言われていた10BASE-Tは、技術開発により、100Mbpsが可能になり、今やLANの中心的な役割を占めている。100 Mbps は光ファイバーといわれたのは、昔のこととなった。 今では銅線のツィスト線で1Gビットの商品化の時代に突入した。