ネットワークスペシャリスト
平成8年度 午前
問21〜問30 問題と解説

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ここの内容に関しての質問を歓迎します。斎藤末広まで。

ゥ斎藤末広(ジャン) 引用・複製を許可します。
書籍、雑誌などの場合は、「日本総合ビジネス専門学校 斎藤末広の資料を参考にした」旨をどこかに書いて下さい。
インターネットで公表される場合は、「末広ページ(http://www.mirai.or.jp/~suehiro/)の情報を参考にした」旨を入れて下さい。
事前の許可は必要ありません。
なお、問題文の著作権は私にありませんので、各自の責任において引用してください。

 


問21

 IPアドレスのクラスBで、サブネットマスクを16進表示FFFFFFC0とした 場合、識別可能なホスト数はいくつか。

 ア  62
 イ  64
 ウ  126
 エ  1022
 オ  1024

解説

サブネットマスクは,IPアドレスから,下位桁のビットを取り出すためのマスクの事です。上位桁は,ネットワークを示します。そのため,上位桁は同じネットワークグループ(サブネット)であれば同じですので,サブネットワークないでの扱いでは,下位桁が重要です。オール1(ネットワーク自身を示す)とオール0(ブロードキャスト:一斉通信用)は予約されていますので,01の組み合わせのパターンから2つは減ります。

 (C0)16 =(1100 0000)2 ですので,26=64 これから,2つ減って 62

解答 ア

問22

 複数のサブネットで構成されるIPネットワークで、送信元のノードがサブネットを認識できない場合、特にルータがもつべき機能はどれか。

 ア ARP
 イ ICMP
 ウ ProxyARP
 エ RARP
 オ SNMP

解説

 「複数のサブネットで構成されるIPネットワーク」と言うのは,ルータを介在して共通ドメインの下にサブドメインで管理されているネットワークのことこです。送信元のノードがサブネットを認識できない場合」の解説をする予定

 (省略)

その他の解答群の説明

 (省略)

解答 ウ

問23

 TCP/IPを用いたネットワークにおいて、隣接するルータ間で経路情報を交換し、送信元と宛先との間のホップカウントによって最短経路を決定する方式はどれか。

 ア ARP
 イ ICMP
 ウ IS−IS
 エ OSPF
 オ RIP

解説

 RIP(Routing Information Protocol)は,問題の通りの機能です。

 ホップカウントとは,パケットが通過するルータの数です。そのポップカウントが少ないほど間にあるネットの距離が短いと仮定します。

その他の解答群の説明

 ア ARP(address resolution protocol) IPアドレスから,LANに接続されているノードのMACアドレスを入手するプロトコルです。

 イ ICMP(internet control message protocol) IPを利用したデータ転送においてエラーが発生した場合,それを通知するプロトコルです。

ウ IS−IS(intermediate system to intermediate system) intermediate systemとは直訳すると中間システムでルータのことを指します。ルータ間の経路情報を動的に交換するプロトコルことです。

 エ OSPF(open shortest path first) RIPが経路の間にあるルータの数(ポップカウント)のみを参考にして経路を決めているのに比べて,さらに,回線コスト,遅延,スループットにより最良ルートを決めるルーティングプロトコルです。

解答 オ

 


問24

 CSMA/CD 方式のバス型 LAN において,途中に挿入するリピータの数には制限がある。その理由として,正しいのはどれか。

 

 ア フレームの中継を繰り返すと,ケーブルの中を流れる電気信号の波形がゆがみ,フレームのエラーが増加する。

 イ フレームの中継を繰り返すと,フレームの伝送遅延が増加し,フレームを送信したノードで,衝突検出ができなくなる。

 ウ リピータごとに,アドレスの割当てが必要であり,そのアドレス数に制限がある。

 エ リピータごとに,フレームを送受信するための同期クロックをもっており,リピータ間の同期がとれなくなる。

 オ リピータを通して,ブロードキャストフレームが届かなくなる。

解説

> 会社でHUBを増設した時、この現象になりました。
> 当時はこのことを知らなかったので、大変苦労しました。
> 結局あれこれ調べているうちに制限があることに気がついたのですが・・・(苦笑)

 私も同類です。(^^);

 リピータは、増幅するときにリピータ内で遅延が発生します。この遅延がフレームの衝突の検出時間に以上になるとフレームの検出が不能になります。接続可能は、「2リピータ・4ハブ」といわれています。

解答 イ

 


問25

解説

 

解答 

 


問26

 同一 LAN に接続されている複数のホストがある。これらが TCP/IP で相互に通信できるための設定について,適切なものはどれか。

 ア 異なるネットワークアドレスを設定する。

 イ 異なるルーティングテーブルを設定する。

 ウ サブネットマスクを一致させる。

 エ 同一のドメイン名を付ける。

 オ ホスト名を一致させる。

解説

 

解答 ウ

 


問27

解説

 

解答 

 


問28

 ISDNの基本インタフェースにおける網機能に関する記述のうち、正しいものはどれか。

 ア 1回線に複数の端末を接続したとき、特定の端末からの発信を優先させるこができる。

 イ 呼の設定や切断の際に、ユーザ・ユーザ間で情報を交換することができる。

 ウ 情報のチャネルは複数あるが、端末から自由に選択することはできない。

 エ 通信中に端末を、別のユーザ・網インタフェースに属するソケット(バス構成の宅内配線のコネクタ)に移すことができる。

 オ マルチポイント着信手順を利用することによって、複数の端末と同時に通信することができる。

解説

>ISDNについてかなり知っておかなくてはならないようで・・・
>実際この内容まで知っておく必要性はあるのでしょうか?

 ISDNは,重要です。出題された問題だけでも,できるようにしておきましょう。

解答 

 


問29

 a〜cは、日本で商用化されているネットワークのサービスのうち三つのものについて、それぞれの特徴を示している。この中で、海外との国際サービスでも商用化されているものの組合せとして正しいものはどれか。

 a 回線としては、基本インタフェースと1次群インタフェースがあり、どちらも国際標準のユーザ・網インタフェースである。基本サービスは回線交換であり、必要に応じてパケット通信や付加サービスを利用できる。

 b 転送するデータを一定の長さ以下に分割し、それぞれの分割したデータにアドレスを付けて多重伝送する方式である。網内で、障害回線を迂回したり、伝送誤りの回復を行ったりする。

 c ユーザ・網間、網内の再送制御機能を省略してあるので、網内の遅延時間が短く、高速、大容量の通信に適する。

 

 ア aだけ

 イ bだけ

 ウ aとb

 エ aとc

 オ a、b、cの全部

解説

a:ISDN,b:パケット交換網,c:フレームリレーでした。すべてKDDでもサービスされています?

(KDDのサービスを確認の必要あり)

解答 オ

 


問30

 ブリッジによって LAN 間を接続するとき、ブリッジが中継する "OSI基本参照モデルの層" として正しいものはどれか。

 ア 物理層

 イ 物理層からセション層まで

 ウ 物理層からデータリンク層まで

 エ 物理層からトランスポート層まで

 オ 物理層からネットワーク層まで

解説

 OSI基本参照モデルは出題が減る傾向です。しかし,それは,OSIで決まったプロトコルの重要性が,インターネットの普及により減ったということで,この参照モデルの考え方の重要性が減ったわけではありません。よって,これからも,各装置やプロトコルの OSI 参照モデルにおける位置づけは重要な学習項目です。

 ブリッジは,現在スイチングハブの機能として普及しています。第2層(データリンク層)の約束であるMACアドレスをみて通すか通さないかを判断します。スイチングハブの場合は,各ポートからきたフレームのMACアドレスにしたがって,ハブ内でスイッチ(切り替え)して,該当のポートに流します。そのため,他ポートにつながっているところの衝突が減ります。

 OSI基本参照モデルとLAN関連図

解答 ウ

 


spage@yscon.co.jp

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