ここの内容に関しての質問を歓迎します。斎藤末広まで。
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斎藤末広(ジャン) 引用・複製を許可します。
昇順に整列された1000個の整数の配列から整数Xに一致する要素を探す。逐次 探索の場合と2分探索の場合と平均比較回数の比(逐次探索:2分探索)はどれに近いか。ここで、整数X配列中に存在するすべての整数の値を等しい確率でとる。
また、log21000=10 としてよい。
ア 100:1
イ 50:1
ウ 25:1
エ 10:1
オ 5:1
逐次検索の場合は,平均比較回数は整列されている場合は半分の500です。2分探索の場合は,半分ずつ比較していきますので,1回の比較で1個の判別,2回の比較で2個の判別,3回の比較で4個の判別,よって,11回の比較で1024個の判別ができます。最後の11回目でほぼすべての個数を半分ですので,平均は10回の比較になります。
よって,500:10=50:1です。
10進小数 0.1 を次のような2進10ビット固定小数点方式の小数に変換したときに生じる相対丸め誤差はおよそ幾らか。
.0001100110
ア 0 %(誤差はなし)
イ 0.004 %
ウ 0.04 %
エ 0.4
%
オ 4 %
相対誤差と言うのは,(真値−測定値)/真値です。
.0001 1001 1100を16進数に変換すると,0.198で10進数にすると,0.0996093…です。
0.1-0.0996093=0.0003907となり,約0.0004,それを0.1で割ると相対誤差になり,0.004となり,0.4%となります。
知識処理に関する記述のうち、正しいものはどれか。
ア LISPは、リスト処理を行うために開発された関数型言語である。
イ Prologは、オブジェクトに対してメッセージを送り、送られたメッセージから適切に選択されたメソッドを実行して動く
言語である。
ウ Smalltalkは、一階述語論理を基礎とした知識表現を用い、導出原理に基づく推論機構を内蔵したAI向き言語である。
エ 与えられた事象が条件に照合(マッチ)するルールを見つけて結論を選択する方式を、後ろ向き推論という。
オ 専門家の知識や経験則をルールとして記述したものを、推論エンジンという。
LISPはリスト処理を行うための関数型言語です。このリストの中に知識を埋め込むことで知識処理を実現します。
イ オブジェクト指向言語の説明です。
ウ Prologの説明です。
エ 前向き推論の説明です。後ろ向き推論とは,結論を満足する条件を推論していきます。
オ 知識ベースの説明です。それを利用して推論していくのが推論エンジンです。
主記憶にあるデータの所在を示すアドレス方式に関する記述のうち、相対アドレス方式の説明として正しいものはどれか。
ア アドレス部の値とインデックスレジスタの内容とを加算した値が、対象データの実効アドレスとなる方式
イ アドレス部の値とその命令が格納されている記憶場所のアドレスとを加算した値が、対象データの実効アドレスとなる方式
ウ アドレス部の値によって示された記憶場所に入っているデータを、実効アドレスとする方式
エ アドレス部の値をそのまま実効アドレスとする方式
オ アドレス部の値をデータとする方式
相対アドレスとは,命令が保存してあるアドレスとの差でアドレス部を表現する方式です。イが解答となります。正確には自己相対アドレス指定方式といいます。
マルチプロセッサ方式に関する記述のうち、正しいものはどれか。
ア 疎結合マルチプロセッサは共有メモリをもたないため、一般には密結合マルチプロセッサよりもプロセッサ数を多くすることはできない。
イ 密結合マルチプロセッサでは、システム内のタスクは、基本的にどのプロセッサでも実効することができる。
ウ 密結合マルチプロセッサは、各プロセッサごとにメモリをもち、プロセッサ間は高速なネットワークによって結合される。
エ 密結合マルチプロセッサは、共有メモリを介してプロセッサ間の通信を行うため、プロセッサ数が数百台の規模になっても、並列処理の効率は低下しない。
オ 密結合マルチプロセッサは、プロセッサごとに異なるオペレーティングシステムによって管理される。
密結合とは主記憶を共有する方式です。主記憶を別々に持つ場合は疎結合といいます。密結合は排他制御,キャシュの管理など複雑な制御が必要となりますので,組み合わせの限界がでます。
記憶保護に関する記述のうち、リング保護方式の説明として正しいものはどれか。
ア 各プログラムに、保護の優先度に応じて番号を与える。アクセス領域に与えられた番号と比較し、アクセスを制御する。
イ 記憶装置の語又はブロックに保護ビットを設け、書込みを制御する。
ウ 記憶装置を適当なブロックに分割し、ブロック単位に数ビットの記憶キーを設け、走行中のプログラムのキーと比較することによってアクセスを制御す
エ プログラム実行時にアクセス可能な許容記憶領域を設け、その境界をレジスタに入れて、アクセスごとにチェックする。
オ ページテーブルに設定されたリード、ライトなどのアクセス権によって制御する。
プロセッサと主記憶の間に置かれるキャッシュメモリに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
ア 一次キャッシュ、二次キャッシュのような多段構成もある。
イ キャッシュメモリによってプロセッサのウェイトサイクルが短くなり、見かけ上主記憶アクセスが高速化される。
ウ キャッシュメモリの容量を倍にすれば、ヒット率も倍になる。
エ プログラム実行時に、主記憶が局所的に参照される差異質を利用している。
オ プロセッサの演算結果を主記憶へ書き込む方式のよって、ライトスルー方式とライトバック方式に分けられる。