ここの内容に関しての質問を歓迎します。斎藤末広まで。
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斎藤末広(ジャン) 引用・複製を許可します。
LANを構築する際にルータを導入するメリットの記述として、正しいものはどれか。
ア LAN上にノードを容易に増設することができる。
イ LANの伝送路の長さには制約があり、これを超えて一つのLANを構成する場合に利用する。
ウ OSI基本参照モデルのすべての層でプロトコル体系の異なるLAN同士を接続することができる。
エ ネットワーク上に接続されている機器数の把握や稼動状況の集中管理ができる。
オ ネットワーク上の中継する必要のないデータを識別し、無用なトラフィックが発生することを抑止する。
ルータは第3層でつなぐ装置です。ネットワークアドレス(IPアドレスなど)でパケットを流すかどうかを決めます。ネットワークアドレスでふるいにかけます。
ア ハブの増設
イ リピータの設置
ウ ゲートウェイの設置
エ ?
伝送速度が4,800ビット/秒のHDLC手順で、8バイトのデータを1フレームで電送する場合の1フレームの伝送速度は約何ミリ秒か。
なお、フレームの構成はHDLCの情報転送形式(拡張はない)とし、FCSは16ビット、”0”挿入はないものとする。
ア 13.3
イ 16.7
ウ 20
エ 21.7
オ 23.3
フレームは,フラグ(8bit)+アドレス部(8bit)+制御部(8bit)+情報部(任意)+FCS(16bit)+フラグ(8bit)の構成です。
この問題では,8バイトのデータで1フレームと言うことですので,情報部を8バイトとし,14バイト(オクテット)となります。
よって転送時間は
14×8/4800=0.0233…
23.3ミリ秒となります。
次の記述のうち、電気通信事業法などの関連法規から規制を受ける可能性のあるものはどれか。
ア 一般第二種電気通信事業者の資格を持った企業が、自社で利用していた国内の専用回線の余剰分を、他社のデータ通信用に有償で提供する。
イ 一般第二種電気通信事業者の資格を持った企業が、自社で利用していた日米間の国際専用回線の余剰分を他社のデータ通信用に有償で提供する。
ウ 電気通信事業者の資格をもたない一般企業が、資本関係のない米国の取引先との間で、国際専用線サービスを利用したデータ通信を行い、その費用を全額負担する。
エ 電気通信事業者の資格をもたない一般企業が、米国にある100%出資の現地法人との間で、国際専用線サービスを利用したデータ通信を行い、その費用を全額負担する。
オ 電気通信事業者の資格をもたない一般企業が、米国にある自社の出張所との間で国際専用線サービスを利用したデータ通信を行う。
一般第二種電気通信事業者は,サービスは国内に限られます。国外との接続サービスをする場合には,特別第二種電気通信事業者となる必要があります。
第一種電気通信事業者,特別第二種電気通信事業者,一般第二種通信事業者の順で規制が弱く,規模が小さく,参入が簡単になります。
OSI基本参照モデルに関する記述のうち、正しいものはどれか。
ア 1本の<N>コネクションを複数の<N−1>コネクションの組み合わせでサポートすることができる。逆に、複数の<N>コネクションをサポートするために、1本の<N−1>コネクションを共有することもできる。
イ <N−1>層が提供する<N−1>サービスにおいて、データが<N>層で送出された順序で相手に到着するすることを実現するために、フロー制御が行われる。
ウ <N>エンティティが<N>サービスを<N−1>エンティティに提供する点は、<N>サービスアクセス点である。
エ <N>エンティティは、<N+1>層よりもプロトコルデータ単位の紛失を検出する確立を高めるために、受信通知機能を使用する場合がある。
オ 誤りなどの発生によって、<N>エンティティ間で失われた同期を回復させるために、リスタート機能が用意されている。
各層にある機能単位をエンティティ,それが上位層に提供する機能をサービスといいます。下の層のエンティティがサービス提供者,上の層がサービス利用者とされます。コネクションとは,そのサービスの論理的な流れを指します。3層にあるエンティティが4層のエンティティにサービスを提供していることを3コネクションといいます。
第3層のコネクションが第2層のからの複数のコネクションを論理的な一つにして扱うことができます。通常はISDNの1Bを使用してダウンロードしているときに,その量が多いときには自動的に2Bとして使用する場合がこの例です。
逆にパソコンで複数のアプリケーションが動作して,それが一本の回線を使用しているときは,複数の<N>コネクションが一本の<N−1>コネクションを共有しています。
イ フロー制御ではなく,順序制御です。
ウ サービスを提供するのは上の層に対してです。<N>サービスを<N+1>エンティティに提供します。
エ 受信通知機能は,プロトコルデータ単位の紛失を検出する木的はありませせん。
オ リスタート機能は同期の回復ではなく,システムの開始,再開始をします。
OSI基本参照モデルにおけるセション層の機能単位のうち、折衝の対象とならないものはどれか。
ア アクティビティ管理
イ 制御データ転送
ウ 折衝開放
エ 利用者中断
オ 例外報告
(解説予定)
ア アクティビティ管理
イ 制御データ転送
ウ 折衝解放
エ 例外報告
OSI基本参照モデルの各層のうち、データの互換、形式制御を含む構文の変換、及び特殊目的の変換(例えば、圧縮)の機能を提供する層はどれか。
ア セション層
イ データリンク層
ウ トランスポート層
エ ネットワーク層
オ プレゼンテーション層
データの形式を扱うのはプレゼンテーション層です。
OSI基本参照モデルのトランスポート層の説明として、適切なものはどれか。
ア データ通信を成立させるうえで必要な電気的、物理的な規約である。
イ 電送するデータの順序制御、網内のデータ紛失に対する誤り検出・回復、データの多重化などを行う。
ウ ユーザの業務プログラムなどがOSI環境でアクセスする手段を提供する規約であり、遠隔データベースアクセス、ファイル転送・アクセス管理、ジョブ転送・操作などの規約がある。
エ 隣接するシステム間で透過的で誤りのないデータ転送を行うための、ビット誤り回復制御の手順、送信や受信のタイミングなどの規約である。
オ 論理的な通信路を確立し、順序正しいデータ交換を支援するために、相互動作の管理、例外報告などのダイヤログの管理を行う。
トランスポート層は,イの働きをします。
ア 物理層
ウ アプリケーション層
エ データリンク層
オ セッション層
LANアナライザは、主にOSI基本参照モデルのどの層を対象にした検査ツールか。
ア セション層
イ トランスポート層
ウ ネットワーク層
エ 物理層、データリンク層
オ プレゼンテーション層
LANの動作について分析をするので,物理層,データリンク層です。第3層(ネットワーク層)から上位層はLANではありません。
半二重の専用線を使用して1台の端末がホストと接続されている。1トランザクションは、上り電文長が300バイト、下り電文長が600バイトで構成される。トランザクションが500件/時間の割合で一様に発生し、回線利用率を50%とした場合、最小限必要な回線速度は何ビット/秒か。ただし、ホスト内の処理時間は無視できるものとする。
ア 1,200
イ 2,400
ウ 4,800
エ 9,600
オ 19,200
上り電文,下り電文それぞれ,500件/時間は発生するので,
1時間あたり
300バイト×500+600バイト×500=450000バイト
秒あたりでさらにビットに単位を合わせると
450000バイト×8/3600=1000ビット
回線使用率が50%ですので,この倍の2000ビット/秒は必要です。よって,解答群の中では,2400ビット/秒となります。
次の6個の要素をもつ配列を、右から左へのバブルソートのアルゴリズムによって昇順に整列(ソート)するとき、3回目のスキャン後の配列はどれか。
整列前の配列:10 8 52 17 3 31
ア 3 8 10 17 31 52
イ 3 8 10 17 52 31
ウ 3 8 52 17 10 31
エ 3 10 8 52 17 31
オ 8 10 17 52 3 31
バブルソートと言うのは,泡が水の底から上に上がってくる感じで並び替えがされるソート方法です。
右から左へバブルソートで,昇順にします。よって,一番左が一番小さくなります。
赤
が比較された数字,赤太字は移動する泡,黒太字は,整列済 整列前 10 8 52 17 3 31
1回目比較後 10 8 52 17 3 31
2回目比較後 10 8 52 3 17 31
3回目比較後 10 8 3 52 17 31
4回目比較後 10 3 8 52 17 31
5回目比較後 3 10 8 52 17 31 1回目スキャン終了
6回目比較後 3 10 8 52 17 31
7回目比較後 3 10 8 17 52 31
8回目比較後 3 10 8 17 52 31
9回目比較後 3 8 10 17 52 31 2回目スキャン終了
10回目比較後 3 8 10 17 31 52
11回目比較後 3 8 10 17 31 52
12回目比較後 3 8 10 17 31 52 3回目スキャン終了,ソート終了
12回目は比較が一度も発生していませんので,ソート終了となります。
ソート方法は,1から10までのトランプを利用して手で動作を確認されることを薦めます。