ここの内容に関しての質問を歓迎します。斎藤末広まで。
ゥ斎藤末広(ジャン) 引用・複製を許可します。
インタプリタの説明として適切なものはどれか。
ア アセンブリ言語で書かれた原始プログラムを機械語のプログラムに翻訳するプログラムである。
イ 幾つかの目的プログラムを連結してロードモジュールを作るプログラムである。
ウ 外部記憶装置上にあるプログラムを、実行のために主記憶装置に格納するプログラムである。
エ 原始プログラムの命令文を一つずつ翻訳して実行するプログラムである。
オ 高水準言語で書かれた原始プログラムを、機械語のプログラムに翻訳してロードモジュールを作るプログラムである。
頻出問題です。今後も重要な用語です。
インタープリターは、日本語に直すと通訳です。相手の話を少しずつ、理解して、こちらに伝えてくれます。コンピュータの世界では、人間が書いたソースプログラムをすこしずつ、解釈して、実行するソフトウエアを指します。「解釈する」という意味がありますが、「実行する」という意味が強いです。
ア 01でできた機械語でプログラムを作成するのは、大変ということで、その機械語命令に対応して英語の略記が作られます。その略記から、機械語のプログラムに変換することを、アセンブル(組み立てる)といいます。その略記の言語をアセンビリ言語、アセンブルするソフトをアセンブラーといいます。アセンブリ言語が機械語の後に登場した言語ということで、第二世代言語というときがあります。
イ 目的プログラムとは、すでに機械語に直されたプログラムですが、実行するには、他の目的プログラムとつなげる必要があるプログラムです。ソースプログラムから、一応機械語に変換されているので、オブジェクト「対象物、物体」という名称が付いたと思います。それを連結するソフトウエアを、リンカーといいます。これは、リンカーの説明です。
ウ 主記憶に引っ張ってくるということから、ローダと言われるプログラムです。
オ 高水準言語を機械語に翻訳するプログラムはコンパイラー(編集構成する)といいます。ロードモジュールにするためには、さらに、リンカーを通す必要があります。コンパイラが成功すると自動的にリンカーが動作するシステムも多いです。
LANのアクセス制御方式であるCSMA/CD方式に関する説明のうち、最も適切なものはどれか。
ア
送出した信号の衝突を検知した場合には、待機して再送信する。
イ
送信権を与えるメッセージ(フリートークン)を得たノードがデータを送信する。
ウ
データを一定長のパケットとして送受信を行う。
エ
同軸ケーブルをバス形の媒体として使用する。
オ
リング形の媒体でありツイストペアケーブルを使用する。
CSMA/CD方式とは、LANを代表するイーサネットのアクセス制御方式です。プロトコルの中での位置として、アクセス制御とは、OSI参照モデルの第2層をさらに2つに分けた物理層に近い層(MAC)で定義されます。
CSMA/CDの英語は、Carrier Sense Multiple Access with collision detectionで、順に日本語にすると、運ぶもの、調べる、複数、接続、衝突、探知です。ケーブル上に信号が無ければ、信号を出します。そして、それが正常であればいいですが、衝突を探知したら、すこし待って(乱数を使用)再度、同じ動作をします。そのため、複数ノードから、信号が流されると衝突が頻繁におき、伝送効率がダウンします。
イ トークンリング制御方式のことです。
ウ CSMA/CDでは、パケットの大きさは可変長です。ここらへんは、HDLCと同じです。固定長のパケットを使用する代表的なプロトコルに、ATMがあります。
エ 物理層の話をしているので、CSMA/CDのこととしては、不適です。しかし、イーサネットの基本は、同軸ケーブルでバス型の媒体を使用してます。10BASE-5、10BASE-2がそれです。さらに、スター型(ハブを連結してツリー型にもなる)の10BASE-Tがあります。
オ トークンリングの説明です。
情報処理技術者試験基本用語のOSI基本参照モデルとLAN関連図