ネットワークスペシャリスト
平成6年度 午前
問41〜問50 問題と解説

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問41

 1日当たり連続1時間の通信を、1か月に合計22日行った。その月の通信料金は幾らか。ただし、通信料金は、通信時間3分につき80円の従量部分と月当たり2,000円の固定部分とからなる。

 ア  3,600円 
 イ 35,200円 
 ウ 37,200円
 エ 105,600円
 オ 107,600円

解説

 通信料金は,変動料金+固定料金です。

 先ず,1日の通信料金を求めます。

1日連続1時間ですので,3分単位としてみると,20単位分です。1単位に対して80円ですので,1日分は,1600円です。

 これが22日ありますので,1600円×22日=35200円です。これが変動料金です。

これに固定料金が加算されますので,2000円アップので,37200円となります。

解答 ウ

問42

 基本形データ伝送制御手順を構成する五つのフェーズのうち、データ送信装置からデータ受信装置へのデータ転送を可能とするための動作を行うフェーズはどれか。

 ア 回線の接続     
 イ 回線の切断    
 ウ データリンクの確立
 エ データリンクの終結 
 オ 同期の確立

解説

 基本形データ伝送制御手順は,IBMのBSC手順を元にした手順です。ベーシック手順とも言われています。半二重で2400bit/秒が一般的です。ホストとリモート端末との接続,流通業界で使用されているJ手順,銀行で使用されている全銀手順がこれに準じており,広く普及した手順です。

 伝送フェーズは,
  回線の接続
  データリンクの確立
  情報の転送
  データリンクの終結
  回線の切断

です。同期の確立はありません。

解答 ウ

問43

解説

 

解答 

問44

 通信サービスの料金に関して、正しい記述はどれか。

 ア 回線交換サービスの、料金は、パケット交換サービスに比べると、一般的に遠近格差が小さい。

 イ 公衆電話網を利用したデータ通信における通信料金は、主として回線の距離、通信速度、通信時間に依存する。

 ウ 国際専用回線のための国際伝送路の種別には、海底ケーブルと通信衛星とがあり、通信料金は国際伝送路の種別に応じて異なる。

 エ パケット交換サービスにおける通信料金は、主として通信量に依存する。

 オ 符号品目の専用回線の通信料金は、伝送能力が高いほど、、ビット当たりの通信料金が高くなる。

解説

その他の解答群の説明

参考

解答 

問45

 交換方式に関する記述のうち、正しいものを二つ選べ。

 ア 異機種端末間通信、同報通信、指定時刻配達などの各種サービスは、回線交換方式でも電子交換機の導入によって可能となった。

 イ 回線交換方式は、送信データをいったん交換機に記憶したのち送信先を選択し、次の交換機又はデータ端末に転送する。

 ウ 回線交換方式は、データの送信側と受信側の間に物理的な通信路を設定し、これを占有してデータの送受信を行う。

 エ 蓄積交換方式には、メッセージ単位で伝送する方法とメッセージをパケット単位に分割して伝送する方法がある。

 オ 電話網は回線交換方式なので、これを利用してデータ端末とパケット交換網を接続することはできない。

解説

解答 

問46

 電気通信網の種類とその特徴に関して、正しい記述はどれか。

 ア ISDNは、64kビット/秒の伝送速度を基本としたディジタル伝送網であり、電話系、非電話系の電気通信網を統合するものである。

 イ 高速ディジタル伝送網は、64kHzから6MHzの伝送帯域幅を自由に周波数分割して利用できる。

 ウ 専用回線は通信相手が固定されているもので音声伝送には利用できない。

 エ 電話網は3kHz程度の帯域の人間の会話を伝送するために設計された電気通信網であり、高速のデータ通信には不向きで、10kビット/秒以上のデータは伝送できない。

 オ パケット交換網で通信速度の異なる端末間の通信はできない。

解説

解答 

問47

解説

解答 

問48

解説

解答 

問49

 複数のアナログの専用回線を利用して、東京のホストと西日本に設置した複数の端末を接続しているシステムがある。東京都大阪間はすべての回線に共通している回線部分(幹線部分)なので、そこに時分割多重化装置を導入して、高速ディジタル回線を使用したいと考えている。そのメリット、デメリットに関する説明として正しいものはどれか。

 ア 幹線部分が広帯域(高速)となるので、端末間のスループットが向上するメリットがある。

 イ 幹線部分の帯域は従来の帯域の合計より広くなる場合があるが、高速回線ほどビット当たりの料金は安くなるので、コストを削減できる場合がある。

 ウ 障害の発生パターンが単純になり、障害の区別、障害の切分け手順が簡単になるメリットがある。

 エ 多重化しているために、高速ディジタル回線障害の対策として、他の網を用いたう回路を設けることが不可能になるデメリットがある。

 オ 一つの支線(端末〜多重化装置間)の回線障害によって、全端末間が障害となるデメリットがある。

解説

 複数の回線を時分割多重化装置でまとめて高速ディジタル回線にする目的は,コストダウンです。

その他の解答群の説明

 ア 端末間のスループットは足回り部分(端末と時分割多重化装置間)がボトルネックとなります。問題文には詳細な記述がありませんが,「西日本に設置した複数の端末」は,同一建物内でない,足回り部分は従来のままの回線と予想されます。

 イ 正しい

 ウ 障害発生のパターンが単純になったとは,必ずしも言えません。

 エ 迂回路を設けることは可能です。

 オ そのようなことは通常ありません。

解答 イ

問50

 電気通信事業法における電気通信事業者に関する記述のうち,正しいものを二つ選べ。

 ア 第一種電気通信事業者と第二種電気通信事業者の区分は事業規模の大きさによる。

 イ 第一種電気通信事業者とは,自ら電気通信設備を設置して電気通信用務を提供するものである。

 ウ 第一種電気通信事業者は,事業開始に当たっては郵政大臣に届け出ればよい。

 エ 第一種電気通信事業者は,料金を自由に決めることが出来る。

 オ 第二種電気通信事業者は,特別第二種事業者と一般第二種通信事業者とに区分される。

解説

 

解答 イ,オ

 


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