ここの内容に関しての質問を歓迎します。斎藤末広まで。
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斎藤末広(ジャン) 引用・複製を許可します。
パソコン通信のデータ伝送に関する記述のうち,正しいのはどれか。
ア パソコン通信では,通信する相手のモデムと同じ機種のモデムを使う必要がある。
イ パソコン通信ではデータ伝送誤りが生じないので,通信プロトコルが使われない。
ウ パソコン通信では,パソコンとモデム間のデータ速度速度,モデムとモデム間のデータ転送速度は必ずしも一致しない。
エ パソコン通信に使われる通信回線では,バイナリ形式のデータは伝送できない。
オ パソコン通信をする場合,公衆電話網に直接接続する必要があり,PBXの内線からの利用はできない。
パソコンとモデム間は,モデムとモデム間のデータ伝送速度より高速に設定されます。モデムに遊びをつからないようにするためにです。通信回線,モデムをフルに働かせるためにモデム内にバッファを置いて,パソコンの方にブレーキを掛けながら伝送します。
ア プロトコルさえ守れば,機種が違ってもかまいません。
イ パソコン通信用のプロトコルが使用されています。
エ 画像などバイナリ(テキストでなない)形式のデータも伝送しています。その際は,いったん文字コードに置き換えする,また,特別なプロトコル(X-MODEM,B-PLUSなど)を使用しています。
CSMA方式のLAN制御に関する正しい記述はどれか。
ア 送信権を有するメッセージ(トークン)を得たノードがデータを送信する。
イ データの送信に際しては、伝走路が使用中でも送信ができる。
ウ データを固定長のセルとして送受信を行う。
エ バス形式、スター形式のネットワークに使われているが、無線ネットワークには使われていない。
オ 一つのステーションから送出されたデータは、すべてのステーションに送達される。
CSMAは,CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)と言われていて,LANの第2層データリンク層のMAC副層のプロトコルです。簡単なプロトコルで,ケーブルに信号が無ければ送出して,それが破壊されたら,待機して再度送出するというやり方です。送られてきた信号が自分のものだと受け取ります。そうでなければ無視をします。信号はすべてのステーションに送信されます。
この問題は,オを見ただけでは解くことが出来ません。他の記述がCSMAのことを言ってないことが重要です。
ア トークンリング方式の説明です。
イ CSMAでは,伝送路が使用中であれば待機しています。伝送路が使用中でも送信ができるLANは?。
ウ CSMAでは,可変長です。1000バイト位から4000バイト位が基本です。この文はATMの事をいってます。
エ CSMAは,バス型・スター型ともに使用されています。また,無線LANも可能です。もともとCSMAは無線が原点です。そのころはLANという概念で捕らえていませんでした。1970年ハワイ大学で,無線によるコンピュータネットワーク「Aloha(アロハ)」に適用されたのが最初とされています。
たえとただし情報処理技術者試験日記の
SUPER ASCII Glossary Helpの
複数のLANを接続し、ネットワーク層のあて先アドレスで情報の分配・交換を行うものはどれか。
ア コミュニケーションサーバ
イ トランシーバ
ウ ブリッジ
エ リピータ
オ ルータ
LAN接続装置の名称と役割は頻出問題です。ネットワーク層と言えばルータです。ルータとは,ネット内で通り道を確保する役割からルータと言われています。
ア コミュニケーションサーバー
クライアント・サーバー型のLANにおいて,一般的に通信関係をサポートするサーバーをコミュニケーションサーバーといいます。たいていはゲートウェイの働きをしています。
イ トランシーバ
もともと無線装置という意味いう意味です。LANのケーブルが空を表しそこから信号を拾うので,このような名称がついたのでしょうか? 10Base-5のケーブルからノードに分岐するところに付けます。
ウ ブリッジ
LAN内のノード,通信量が増えて衝突が頻繁になったとき,LANを分割します。その分割を川にたとえてそこを橋渡しをするという意味でしょうか? MACアドレスを参照してLAN間の橋渡しをします。スィチングハブはこの働きをします。第2層MAC副層で接続します。
エ リピータ
信号の増幅装置です。LANの長さをのばすときに使用します。10Base-5から10Base-2への変換器やハブにこの機能が含まれています。物理層で接続します。
HDLCでは、フレーム単位に送受信を行い、誤り制御としてフレーム検査シーケンス(FCS)を用いる。FCSを生成するための対象範囲として正しいものはどれか。
ア アドレス部と制御部と情報部
イ 開始フラグシーケンスから終結フラグシーケンスまで(フラグシーケンスは含まない)
ウ 情報部だけ
エ 制御部からFCSまで(制御部を含み、FCSは含まない)
オ 制御部と情報部
HDLCのフレームはこのようになっています。
|
F |
A |
C |
ユーザーデータ(可変部) |
FCS |
F |
|
F:フラグシーケンス 8ビット
A:アドレス部 8ビット
C:コントロール部 8ビット
FCS:フレーム検査シーケンス 16ビット
フレーム(パケット)全体は,128〜4096バイト
フラグシーケンスは,フレームの始めと終わりを示します。アドレス部,コントロール部,データ部が正しく遅れたかチェックをするのがFCSです。フラグシーケンス自体が読み取りエラーであれば,フレームの判断自体ができません。
ARPANETで採用され、現在UNIX環境下をはじめとして広くコンピュータシステムの相互接続に使用されており、OSI第3層、第4層に相当する機能を提供するプロトコルはどれか。
ア FTP
イ HDLC
ウ NFS
エ
SMTP
オ TCP/IP
ARPANETは,現在のインターネットの母体となったネットワークです。1969年アメリカ国防総省の高級研究計画(DARPA)がスポンサーになって,カフフォニア大学バークレイ校,ロサンゼルス校,サンジェルス校,スタンフォード大学,ユタ大学をIMP(interface message processor,ルータの原型)で繋いだのがARPANETの始まりです。その後,NFS(全米科学財団)がスポンサーになって全米5カ所のスーパーコンピュータを繋いだりし,民間団体が接続して今日のインターネットとなっている。
インターネットが大学・研究所のコンピュータ,すなわちUNIXマシンを中心につなだため,インターネットの通信プロトコルはUNIXの通信機能となっています。
(省略)